@ EARTHWORKS NEWS - No.10 '97/11/10
小中学校での特別授業
アースワークスクールが開催される前後に、3町の小学校や中学校で特別授業がおこなわれています。
 10月は吉舎町の安田小学校、吉舎中学校を訪問し、普段の授業とは一風かわった、ユニークな授業が繰り広げられました。

吉舎町
◇ 子どものマークを公園のシンボルに!
 再建地そばの伏谷・小社周辺の護岸整備事業が予定されていますが、この整備に対して美術作家岡崎乾二郎氏による護岸公園のデザインが検討されています。
 先日の安田小学校で子どもたちが作ったマークなどを使い、まるで野外劇場のような護岸になればいいなと考えています。今後、地元協議も含め、実現に努めます。
◇ 吉舎中での特別授業
 10月27日、吉舎中学校での、岡崎乾二郎氏の特別授業は『嫌いな教科書に落書きする』というもので、生徒が楽しむだけにとどまらない、素晴しい作品を生みました。

三良坂町
◇ のぞみが丘、無縁墓地造成
 本年度、サマーキャンプの際に、建築家吉松秀樹氏よりご提案いただいた無縁墓地の建築デザイン案について、現在協議中です。
 11月13日の執行部会では、無縁墓地造成にともなう詳細部分デザイン案について検討がなされました。
◇ 灰塚大橋の検討
 橋梁関係の協議が進んでいます。
 再建実行計画にもとづいた事業との関連をふまえながら、よりよい橋づくりについて、建設省とも議論を深めています。

総領町
◇ 木屋地区整備に関する経過と今後
11月4日(月)に木屋公民館において「木屋地区整備に関する経過報告と今後の方向」についての会合がおこなわれました。
 今回の会合には、この木屋地区整備についてのグランドデザインを担当してくださる建築家の堀正人氏も同席され、活発な意見交換がなされました。
 本年7月23日の「木屋地区整備事業地元協議」(木屋地区振興会全体会議)にはじまりこの会議で決定された委員会による検討会、視察、サマーキャンプ参加者との検討会と3度にわたる検討会が開催されてきました。
 この検討をふまえ、自生の山の木や植物などどんな種類のものが栽培できかを探る植性実験業務がはじまります。
 建築家の堀氏には、その実験の敷地や今後を含めた全体構成をデザインし、図面化してもらいます。
 長く楽しめる木屋地区となるよう、地元の委員の方々とともに今後数回に渡る協議を予定しています。


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