@ EARTHWORKS NEWS - No.16 '98/02/13
吉舎町
Zoom!  吉舎町安田の再建地前の空き地を、公園として使えるような護岸整備をおこなっていくことが、安田小学校の子どもたちの協力のもと急ピッチで進んでいます。
 1月27日(火)に、授業として行われた試みでは、公園の説明とともに、セッコウを使ったかたちづくりの作業まで行いました。
 子どもたちによる、子どもたちの公園づくりに向けて、今後も作業が進められます。
◇ セッコウを使った型取り作業
 授業は、パイナップルの型取りを行うことから始まりました。
 土に押し付け、そこにセッコウを流し込む。この作業を確認して、粘土の代わりに降り積もった外の雪で、型取りをおこなっていきました。
◇ 護岸整備への応用
 やがて、雪がとけ、草むらに白い石膏だけが残り、少しづつ化石化していくことを待ちます。
 次回は、化石となったこの石膏からもとのたちを想像しながら、公園のかたちを決めていく作業に取りかかる予定です。

三良坂町
◇ タラヨウの木移植
Zoom! 建築家吉松秀樹氏のデザインによる無縁墓地造成にともない、2月19日(木)に、タラヨウの木の移植が行われます。
◇ アースワーク宣言に向けてのお願い
 湖畔の森周辺から堤体、灰塚大橋の周辺はダム建設にともない環境や景観が大きく変わるエリアとなり、現在準備しているアースワーク宣言がもっとも反映されことになるといえます。
 既に、原石山周辺や工事用道路建設が着々と進んでいますが、より美しい環境・景観づくりを進めていけるよう、工事の進め方などについてお気づきの点などお聞かせ下さい。

総領町
◇ 黒目工場跡地清掃!!
Zoom!  1月25日(日)、前日の大雪にもめげず黒目の工場跡地清掃が行われました。  午前10時からの清掃作業は、はやざき総領の方々の協力をいただきながら、積もった雪をかきわけるように、進められ、元の小学校部分迄は清掃作業が終了しました。
◇ 今後の利用について
 今後の利用については、壁や床を整備し、アースワークスクール活動で参加者の子どもたちが作った作品を展示できるような、「子ども美術館」にしてはどうかという提案もされています。


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