■ サマーキャンプ
◇ 内容紹介 |
今年は、ゼミ担当講師による講義・講演会・座談会を通じて理論面での演習を行いながら、具体的な技術演習(栗本+杉本ゼミ)、現地調査演習(中谷ゼミ)、自由制作演習(岡崎ゼミ)が実施されます。
8月14日(土) には、その成果発表(鑑賞ツアー)もありますので、奮ってご参加いただけますようお願いいたします。 |
1999年度サマーキャンプの主なスケジュール
8月2日:サマーキャンプ開始/参加者集合
8月3日:夕方より3講師による授業(聴講可)
8月4日:夕方より3講師による授業(聴講可)
8月5日:夕方より3講師による授業(聴講可)
8月7日:「雑草」講演会/夕方「座談会」
8月8日:講演会ゲストを交え各ゼミでの分科会
8月9日:中谷ゼミ特別ゲスト講義(聴講可)
8月14日:午後「鑑賞ツアー」/「地灸」
夜「反省座談会/ゼミ講師・参加者」
8月15日:作品ホームステイ開始
8月16日:サマーキャンプ終了/片付け・解散 |
◇ 栗本修滋+杉本隆ゼミ「環境づくりの技術について学ぶ」 |
環境の構成要素(自然や植物、文化や社会)とその相互の関わりを体験して学び、実践的な環境づくりを習得する。
灰塚ダムの三良坂町のぞみが丘(水没者の移住住宅)をフィールドに、そこの自然や住民に触れつつ、実際に湿地づくりに取り組む。得られた体験をもとに、作品の自主制作や提案を行う。 |
◇ 岡崎乾二郎ゼミ「自由制作」 |
1995年から実施している岡崎ゼミでは、「自由制作」を基本に、参加者それぞれの作品制作及び発表を行ってきています。
限られた期間で、この場所の様々な情報を読み込み、課題を発見していきながら「自由」に制作することの難しさを実感できます。
グループでの制作活動、個人での制作など、参加者間のやりとりによって様々な活動形式可能となっています。 |
◇ 中谷礼仁ゼミ「ハイズカヘリテッジ II」 |
☆ フィールドワーク+分析+講師による講演会
- 参加講師ごとのフィールドワークのチームを結成。日々歩いてものを探す。自由時間の後集まって当日の収穫を分析。カード化、マッピングを行う。必要に応じて夜に勉強会を行う(文化財について、フィールドワークの歴史、空き地について、など)。間接的にその学習がフィールドワークに反映される。最後にヘリテッジにふさわしい基準を作成、成果とともに提案する。
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☆ あらゆる存在を対象に、その評価行為の構造をとらえなおす。
- これまでの様々な文化財基準(国宝、重文、天然記念物、近代化遺産、無形文化財、今和次郎/フィールドワーク/デザインサーベイ、トマソン、アースワークス)のスタディと考察。パロディ化、どこかに飛ばす。
- わかりやすいプレゼンテーション:登録カードの作成、ヘリテッジ・マップ作成
- 外部からの参加者と地元住民双方の視点の介入、ディスカッション(お宝鑑定団にみたてた両者のディスカッションの場所)
- 複数の講師の参加
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