@ アースワークスクール
アースワークスクールと
     出張アースワークスクール
1997年度は、拠点を定め地元周辺の様々な人々への参加を呼びかけましたが、学校(継続的かつある程度固定メンバー)としてのシステムを構築するには至らず、逆に講義内容を確定する上で、講師にかなりの負担を強いてしまいました。
この経過をふまえ、1998年度につきましては、出張アースワークスクールとして実施していた活動を、拡張し、出張アースワークスクールの内容を踏襲しながら、名称を「アースワークスクール」として実施してきました。
こういった活動については、広島県でも早くから始められた社会人講師活用事業(※1)に通じるもので、総領町、三良坂町、吉舎町の小学校や中学校に現在活動中のアーチストが出向き、現代美術や芸術活動について、授業を行う試みです。

その意義・目的・効果
一昔前に比べれば、美術館・現代美術館として、美術作品や芸術活動に触れる機会は格段に増しています。ただしそれは都市部に集中してしまっており、この地における絶対的な立地条件や生活環境の違いは否めません。
この状況に対し、灰塚ダム建設にともなうアースワークプロジェクト活動の実施とともに、多くの造形作家や建築家といったあまり馴染みのない人々が、この地に当り前に関係する環境ができつつあることを活用し、次代を担う子どもたちに、より多くの選択枝を提供し、地域に根差した独創性を発揮できるだけの素地を耕す、まさにカルチュア活動をその意義と目的としています。
この成果が目にみえてあらわれるまでの時間と、ダム建設が完成するまでの時間を同時に過ごしながら、耕した地に芽が出て、花が咲くこと最大現バックアップしていく予定です。

※1 社会人講師活用事業
校外から社会人講師を招き、社会的に幅広い知識や技術を高校生に身につけてもらうという、社会人講師活用事業は、広島県では平成5年から始まり、本年度は27校189時間の時間をかけて取り組まれている(岡山県では平成7年からスタートし、現在68校、講座数659講座にまで膨れている)。
その活動内容は、テニス、卓球、華道、園芸実習、写真、日曜大工、福祉活動など多種多様である。郷土芸能の伝承に役立てている学校も多い。(中国新聞 くらし欄より)


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