Summer Camp 1995 Guest Lecturer: SATO Tokihiro |
![]() |
![]() |
![]() |
◎ 風景を記憶するための装置を作る | ||||
|
||||
● | 旧灰塚小学校の一部を使いカメラオブスクラをつくる。 ポラロイドやイルフォクローム印画紙を使い、風景の中に参加者が積極的に介在した姿を、写真の構造とこの装置を用いることにより作品化する。 |
|||
● | 旧公民館全体を使い、巨大なカメラオブスクラとする。屋根から焦点距離2500mmのレンズと鏡を使い集会室の床面全体にダムに沈む風景を映し出す。 | |||
|
||||
カメラオブスクラによって、人の網膜に結像しているはずの風景を、見ることの感情や情念から切り離し、光の平面、光という物質として室内に形づくる。カメラオブスクラという原始映像装置における体験は、網膜の機能の二重化であり見ることの客体化である。また日常的な空間における神秘的な体験は、失ってしまう風景へのオマージュとなるだろう。 |
![]() ![]() ![]() |