Summer Camp 1996
Guest Lecturer: FUJI Hiroshi
藤浩志
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 Link Plan2 - 環境彫刻的作品
[ダルマガエルの増加の物語]
 〜ダルマガエルの増加する島を湖の中に制作する
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  • 常時満水位の時水際になるあたりに直径60mの地面から僅かに盛り上がった島をイメージして15島程度、上流から下流に向かって列を作るように配置する。
  • その島の上に上流から下流にかけてダルマカエルの彫刻が1匹、2匹、4匹、8匹、16匹、32匹、64匹、128匹、256匹、512匹、1024匹、2048匹、4096匹、8192匹、16384匹と倍数づつ増加させながら設置される。
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  • 常時満水時の水際あたりに2048匹棲んでいる島を制作し、水不足により水量が減ってきた場合のみ4096匹以降の島が水面より現れる。4096匹より下流の島ではすでにカエル達は島をはみ出し増加し、最大下流ではあたかも水面下を埋め尽くしているかのような錯覚を誘発させる。
  • 島の作り方については生物学者等と共に実験的自然環境を模索して制作する。
  • カエルの素材については島の自然体系にとけ込むものを模索し制作するが、それぞれのカエルの目についてはかわいく輝くガラス玉等を使用したい。
  • 本物のダルマガエルが再生しこのカエルの島に暮らすことを夢見る。


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