概説《テキスト+写真 No.4》(アートスフィア灰塚 '98・中谷ワークショップ) Text Photo
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いろいろと種類がありそうですね。そういえば山留めばかりを写した写真家もいましたっけ。
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ここでちょっと面白かったのは、山留めに設けられた私用の階段ですね。とろけています。配合が悪かったのでしょうか、逆に良いぐあいにとろけています。
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とろけた階段の詳細です。人間と自然の見事な合作です。
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人間と自然の見事な合作といえば、総領町の東に縄文人の穴居がありました。洞窟をさらに削って拡張したもので、縄文人の手の痕跡が残っています。こうなると、人間と自然の分け方も再考を迫られそうです。
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同じく総領の東の黒目地区の廃校を買い取って、日曜大工で別荘に改築されておられる老夫妻のもとに訪れました。これは工作室です。見捨てられたものが、新しく価値を見いだされる現場です。
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老夫妻にお別れしました。
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最後の写真です。総領の木屋地区にあった納屋倉の土台の詳細です。乱雑な石積ですが、まる、さんかく、しかくの自然石の配合が天才的です。こういう技は、どう評価すればいいのでしょうか。
the end.
とにかくへんぴ(失礼)なところ、あるいは有限なエリアでも、見いだされる価値は無数にありそうです。1998 中谷ワークショップは、有限にいかに無限な価値を見いだしていくか、この難問に果敢にぶつかっていきます。次のレポートでは、参加者の作品などを紹介します。またこの事前調査では、灰塚アースワークの山吹氏の先導があったことを、記して謝意としておきます。


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