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01.
総領町上野にある美しい民家です。朝山万太郎氏の所有で大正期のものです。2棟が並んだ形式で妻を見せています。左側が納屋、倉、右側が母屋、両者をつないだ庇があります。今回の第一の対象はこのつなぎの部分です。 |
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角から見たところ。 |
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裏庭には先祖代々のお墓が、近世期から一列に並んでいます。 |
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墓へのアプローチに象徴的に植えられた杉。自然の門です。 |
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つなぎの庇樋の詳細です。竹を巧みに使っています。樋は鎌で軒につながれていました。大変美しいブリコラージュです。 |
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倉妻面にぽっかりと空いた木舞窓。秀逸なデザイン感覚を感じます。ちなみに朝山さんの補修の結果だそうです。 |
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別の部分の窓を室内から見たところ。 |
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こちらがつなぎの拓本の対象となったところです。 |
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母屋の小屋裏に上がってみると、手斧ではつられた見事な栗の木がいぶされていました。ダイナミックです。大正期にこんな古風な技術が残っていたとは驚きです。 |
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コンニャクを越冬させるための部屋の天井詳細。 |
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さて拓本の展示会における様子です。 |
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その詳細です。壁のテクスチャーが、別種の価値をもって立現れてくるようです。 |
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裏側には、おもいおもいの拓本を並べました。手前のは肥桶です。 |