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#MH-4 三良坂町 | ||||||||
名 称 | 山崎理髪店 | |||||||
住 所 | 双三郡三良坂町商店街 | |||||||
特 徴 | 座席一つの理髪店/立派な一枚ガラス | |||||||
展示作品 | 南川 史門 004-1 「風景(夏の木影のイメージ)」 530×455mm 油彩、キャンバス |
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設置場所 | ガラス前に上からつるして設置 | |||||||
作品説明 | 厚みのある絵の具のかたまりが両手ではずせそうではないですか。線によってかたちを決めたというよりも、色紙を切りばりしたように「色」によって組み立てられた作品です。はがれ落ちて部分しかない壁画のようなこの作家の作品は、「色」のかたちによって「触」を感じさせます。「みる」ということよりも「さわる」といった感覚を憶えるかもしれません。 15世紀にはじまるルネサンスに絶大な影響を及ぼしたとされるジョットとものの捉え方が非常に類似しているとも言えるでしょう。ジョットは、空間などの知覚できないものは描かずにすっぽり抜かしてしまい、具体的な対象と対象との関係のみで作品をつくりました。南川の作品もルネサンス以前の真平らに統一された平面的な画像ではなく、モノとモノの接触──切り取られた部分をもう一度はり合わせるように構成され、ジョットのような立体感をつくりだしています。 山の連なりや葉の重なり。水平線や山の端。このような自然のつなぎ目は本当はどうなっているのでしょうか。そこにはくろぐろとした輪郭線があるのでしょうか。それとも山、空、海、葉のすれ違いざまの出来事なのでしょうか。南川の作品がそのヒントになるかもしれません。 |
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展示作品 及び 展示形態 |
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展示備考 |
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#SH-4 総領町 | |||||
名 称 | 沢理髪店 | ||||
住 所 | 総領町稲草(上市) | ||||
特 徴 | 巷の情報の集まる場所 | ||||
展示作品 | 南川 史門 004-2 「風景(ゴミ箱と雪山のイメージ)」 530×455mm 油彩、キャンバス |
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設置場所 | 入り口そばの壁面に設置 | ||||
作品説明 | 同上。 | ||||
展示作品 及び 展示形態 |
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展示備考 | 同上。 |
#SH-1 総領町 | |||||
名 称 | 矢上邸 | ||||
住 所 | 総領町田総の里 | ||||
特 徴 | 「信長」と題されたPモダンなご自宅 | ||||
展示作品 | 南川 史門 004-3 「赤い小動物と水音の風景」 750×950mm アクリル、キャンバス |
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設置場所 | 玄関そばの階段脇 | ||||
作品説明 | 同上。 | ||||
展示作品 及び 展示形態 |
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展示備考 | 同上。 |
#MH-5 三良坂町 | |||||
名 称 | 古野製菓 | ||||
住 所 | 双三郡三良坂町商店街 | ||||
特 徴 | 「三良坂小町」は名産品 | ||||
展示作品 | 南川 史門 004-4 「公園」 210×130×25mm 陶土 |
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設置場所 | 商品陳列ショーウィンドウ内に設置 | ||||
作品説明 | この小さな陶器の彫刻作品は、題名のとおり公園の風景を題材にしているものです。ですからこの彫刻は、もちろん公園のかたちに似ているのですが、じつは、公園自体がとても彫刻と似ているんです。 彫刻というものは、美しいかたちや、面白いかたちを特別な素材でつくったものではありますが、その、かたちの部分だけが彫刻ではありません。ほとんどの彫刻には、そのかたちを支えている部分、つまり台座が存在します。 たとえば人物像は、人の体のかたちをつくるわけですが、台座はその人物像を安定させて立たせるための部品であると同時に、その人物像の立っている地面のかたちの像ということになります。もしそれが、一人の人間の像である場合、その彫像には一つのポーズをとらせることしかできません。いろいろなポーズの人物を、一つの彫刻として作りたい場合、何人かの人物像にそれぞれポーズをとらせて、それを台座でつなげて一つにまとめるというやり方があります。そのとき台座は、ますます地面の像としての役割が大きくなります。 台座は、その彫刻の置かれている地面と直接ふれています。ですから彫刻は、台座という地面の像によって地面とつながっているともいえます。 つまり台座は、彫刻を支える部品としての役割だけではなく、作品の世界と、私たちのいる現実の世界とをつなぐ役割も持っているのです。 公園には、いろいろなかたちをした遊具や木や池があります。そんなばらばらなかたちをしたものを、私たちは、一つの公園として見ています。それは、遊具や木や池を、全部公園の地面がつなげているからです。また公園と普通の土地も地面でつながっています。公園の地面は、そのようないろいろなものをつなげる役割をしているとも見れます。つまり公園の地面は、彫刻の台座のような役割をしているのかもしれないのです。だとすれば、公園自体がまるで彫刻のようではないでしょうか。そしてこの彫刻のように、もともと彫刻的な公園を彫刻の題材にした場合、もはや台座が地面の像に見えるというよりも、地面の像が台座の役割をするようなイメージになります。この彫刻はそのほとんどが台座でできているので、こんなにも私たちの世界に溶け込んでくるのかもしれません。 |
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展示作品 及び 展示形態 |
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展示備考 | 茶わんなどと同様の扱いで良い。 |
#SH-3 総領町町 | ||
名 称 | 和田芳治邸 | |
住 所 | 総領町木屋 | |
特 徴 | 総領町まちづくり推進課の中心 | |
展示作品 | 南川 史門 004-5 「ごみ箱の素描」 165×165×105mm 油彩、段ボール |
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設置場所 | 壁面に設置 | |
作品説明 | 同上。 | |
展示備考 | 同上。 |
#MH-1 三良坂町 | |||||
名 称 | わたなべストアー | ||||
住 所 | 双三郡三良坂町商店街 | ||||
特 徴 | 衣服・雑貨販売 | ||||
展示作品 | 南川 史門 004-6 「虫11」 750×950mm 油彩、板 |
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設置場所 | ショウウィンドウ部分にテグスで浮かせて設置 | ||||
作品説明 | 004-1「風景(夏の木影のイメージ)」の説明に同じ。 | ||||
展示作品 及び 展示形態 |
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展示備考 | 絵の表面に触れてはいけません。 |
[荻野 僚介] | [森田 浩章] | [南川史門] | [杉山 靖尚] | [山内 崇嗣] | [池田 佐智子] | [窪田 久美子] |