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#KH-6 吉舎町 | ![]() |
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名 称 | 両備信用組合吉舎支店 | |||||||
住 所 | 双三郡吉舎町 | |||||||
特 徴 | 古くからの信用組合 | |||||||
展示作品 | 006-1 山内 崇嗣 「この赤色の格子模様のテーブルクロスは、 この赤色の格子模様のテーブルクロスである。」 910mm×910mm 合成塗料、ビニールシート |
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設置場所 | 銀行内壁に設置 | |||||||
作品説明 | 絵画に使われるキャンバスは、木枠に布をはったものです。この布はふつう、白い帆布が使われますが、この作家は、様々なプリントが施された、カーテンや、服や、テーブルクロスに使われる柄物の布でキャンバスを作っています。そのうえに油絵で描かれた模様は、よく見ると、このキャンバスに使われている布の柄を拡大したものであることがわかります。 今世紀、画家は何を描くべきかで悩み続けてきました。それまで画家は、キリスト教や神話の、有名なエピソードを描いていました。しかしそのような題材は、もともと文学が題材としていたものだから、美術は、美術ならではの題材を描こうということになり、画家たちは風景画や肖像画を描くようになりました。しかし風景は光や風で次々と移り変わり、人物も長時間じっとしているのは大変です。そのうち一瞬一瞬を写しとるのに最高の働きをする、写真が発明されたりしました。そんな中で今度は、画家は絵画でしか描けないものを描くべきだということになりました。するとここで大きな問題に突き当たります。絵画でしか描けないものって一体何なのか、そもそも「絵画とは何なのか・・・」。 画家たちはいろいろな試みをしてきました。理論家たちもいろいろと考えました。中には、絵画とは何かを探るため、無駄なものをどんどんそぎ落としていって、最後には「白いキャンバスを壁に掛ければ、それでもとりあえずは絵画になる」という意見まで出てきました。結局、「絵画とは絵画である」としか言えないんじゃないの?ということになるんでしょうか。でもそれじゃあ答えにはなりません。 この作家は、そのようなことを作品によって示そうとしています。「キャンバスも絵画のうちかもしれないけれど、絵画はキャンバスではない。でもキャンバスなしの絵はありえない。じゃあ、キャンバスをキャンバスに描こう。」 こうして出来たこれらの絵は、絵画についての絵画なのです。 |
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展示作品 及び 展示形態 |
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展示備考 |
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補 足 | 作品カタログの冊子がございますので希望する方はnamu@pop17.odn.ne.jpまで。 |
#KH-5 吉舎町 | ![]() |
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名 称 | 広島銀行吉舎支店 | ||||
住 所 | 双三郡吉舎町 | ||||
特 徴 | 広島銀行の支店 | ||||
展示作品 | 006-2 山内 崇嗣 「この青色の格子模様のテーブルクロスは、 この青色の格子模様のテーブルクロスである。」 727mm×910mm 合成塗料、ビニールシート |
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設置場所 | 銀行内壁に設置 | ||||
作品説明 | 同上。 | ||||
展示作品 及び 展示形態 |
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展示備考 | 同上。 | ||||
補 足 | 作品カタログの冊子がございますので希望する方はnamu@pop17.odn.ne.jpまで。 |
#KH-1 吉舎町 | ![]() |
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名 称 | きさタイヤ | |||||||
住 所 | 双三郡吉舎町 | |||||||
特 徴 | 県道184号線に面する | |||||||
展示作品 | 山内 崇嗣 006-3「この一つの緑色のビーズは、この一つ の緑色のビーズである。」 119×158mm 006-4「このニつの青色のビーズは、このニつ の青色のビーズである。」 233×158mm 006-5「この三つの黒色のビーズは、この三つ の黒色のビーズである。」 192×252mm すべて、ホットビーズ |
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設置場所 | 壁面設置 | |||||||
作品説明 | これらの作品は、プラスティックの組み立てパーツでそのおもちゃのかたちを作ったものです。少しはなれたときに見える作品全体のかたちは、そのかたちを作っているそのパーツ一つ一つのかたちを拡大したものです。同じやり方をくりかえして、パーツで作ったビーズのかたちで、もっと大きなパーツのかたちを作ることもできます。 すべての芸術作品は、それぞれ、いくつものレベルで複数のかたちを持っています。絵画ならば、まず筆でのせられた絵の具の小さな盛り上がりのかたち。そして、その絵の具で描いてある部分部分、たとえば絵のなかの木の一本一本のかたち。さらにそれらの部分部分があわさって、全体の風景、たとえば森や山のかたち。最後にはその絵のキャンバスの四角いかたち。それらはすべて違うかたちですが、どれ一つ欠いてもその絵にはなりません。それは彫刻でも同じです。つまり芸術作品は、いろいろなかたちがあわさって、一つの作品を成しているのです。しかしその中から一つのかたちを見つけて、それを見たとき、それ以外のかたちは見えなくなってしまいます。 この作品も、二つのレベルでかたちをもっていますが、その二つのレベルの二つのかたちは同じかたちです。つまり、全体として見える棒付きキャんディのかたちと、それを作っている小さなパーツのかたち。この作品でも、そのふたつのかたちは、やっぱりどちらか片一方しか見えていないはずです。パーツのかたちをみている時は、作品全体のかたちは見えないし、作品のかたちを見ているときは、パーツはは棒にしかみえない。でもこの作品では、ひょっとするとその二つのレベルのかたちが、同時に見えるかもしれません。この作品はその二つしかかたちを持っていないし、しかもその二つは同じかたちですから。 |
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展示作品 及び 展示形態 |
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展示備考 |
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補 足 | 作品カタログの冊子がございますので希望する方はnamu@pop17.odn.ne.jpまで。 |
#SH-2 総領町 | ![]() |
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名 称 | 和田芳治邸 | |||
住 所 | 総領町木屋 | |||
特 徴 | 総領町まちづくり推進課の中心 | |||
展示作品 | 006-6 山内 崇嗣 「このドームを作る部分もまた、 このドームを作る部分を作る。」 727mm×910mm 合成塗料、ビニールシート |
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設置場所 | 銀行内壁に設置 | |||
作品説明 | 同上。 | |||
展示作品 及び 展示形態 |
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展示備考 | 同上。 | |||
補 足 | 作品カタログの冊子がございますので希望する方はnamu@pop17.odn.ne.jpまで。 |
[荻野 僚介] | [森田 浩章] | [南川史門] | [杉山 靖尚] | [山内 崇嗣] | [池田 佐智子] | [窪田 久美子] |