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夕方に霧の中にいるような・・・「地灸」が今年は総領町で行われました。
毎年ダム建設によって使われなくなった畑をつかって行われてきて4度目になります。
地元では雑草の処理やセツブンソウの保存のこともあって、草刈りは地元の方とボランティアの方と一緒に、さらに草刈りのプロフェッショナルな方でたくさんの草が集めることができ、2tトラック1杯につき1個のお灸が約40個が揃いました。
草が生い茂る場所がきれいに刈り取られて、まえの平らな畑の跡に円錐形のお灸が規則的に揃って配置されて、点火によって辺り一面を真っ白な場所を作り替えて、翌日には地面に黒いお灸の跡が転々と残る。「地灸」は大地の再生とダムに関わる人のイベント的につなぐ役割を果てしてゆけたらいいと考えています。 |