創造と模倣
場所:ふるさとセンター田総
講師:中谷 礼仁・岡崎 乾二郎
■□ 合同演習:創造と模倣
演習
問1. 図1は総領町黒目郡山間部の一部で、土地の所有区分を示す地図です。図2に図1以上に美しい分割線を引いて下さい。
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図1
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図2

問2. 図3はあなたの隣の学生による、問1への回答です。問1の答えを交換し、図4上に図3を上手に模倣して下さい。
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図3
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図4

演習結果
問1において、学生は各々layer(地図を支配するルール)を創造するが、その数の多少が出てくる。
問2において、模倣を実施したところ、layer の少ないサンプルを模倣した学生は、比較的容易かつ上手に模倣できた。講評で評価の高かったものはlayer が程々のものであったが、それでも模倣が成功しなかったものがある。また、layer の多すぎるサンプルは模倣が困難であった。特に複雑なルールを内包する場合、単純なルールに還元し、部分を類似した形で埋めていく例が見られた。(中谷ゼミ助手・豊川斎赫)

演習のねらい
創造とは、あらかじめ用意されたルールを用いることではなく、新たにルールを設定することである。ルール自体を設定し、そこから創造するときには、既成のルールからの跳躍力が試される。
模倣とは、描かれた分割線から他者が想定しているルールを読みとることであるが、すでに設定されたルールに従うというよりは、むしろ積極的な誤読によって、メタレベルへの昇華がなされることを目指す。そのためには、対象に設定されたルールの緻密な分析が前提とされるが、それを昇華し新しく構造化するためは、さらに新たなルールの設定が必要である。したがってここでは、分析よりも翻訳に近い作業が要求される。これらのことから、模倣は、創造のバリエーションとして理解することが可能である。(アースワークセンター・布施)
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例1
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例2
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例3


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