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8月3日(火)−8月14日(土)
講師:岡崎 乾二郎(美術家)
助手:小野 弘人(建築) 鈴木 満雄(美術) |
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岡崎ゼミ:「芸術をつくろう」 |
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今年のテーマ「芸術とは何か - 芸術の条件」 |
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芸術は生物と同じように、自律した領域をつくりえるかどうか、ということを考えていきたい。 |
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芸術とは何か |
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芸術とは何か。それは不可能性の設定である。絵画だから、彫刻だからといって芸術になるとは限らない。にもかかわらず、芸術というジャンルは、既成事実として成立していると言わざるをえない。どんなジャンルにも還元できないもの、突発的に生じるものを芸術と呼ぶのでなければ、芸術という言葉は必要ではない。いいかえれば、椅子であれ、扇風機であれ、芸術になる可能性がある。ディスカッションによって芸術の条件をさぐり、参考になるテクストがあれば、それを読んで勉強会をしようと思う。また芸術家と呼ばれる人たちがどういう方法で不可能なものをつくろうとしてきたか、という方法論についても検討していきたい。 |
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ゼミのすすめ方 |
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課題では、建築・美術と分けないで同じ課題で芸術をつくってみる、同じ条件でつくっても自ずと「これいいね」というのが出てきて、そこで会話が成立する。条件が予めあるというのではなく、そういう作業の中でルールが生成してくる、ということをやってみたい。課題の成果作品のうち厳選されたものは某美術館で展示する。 |
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8月3日(火)−8月14日(土)
講師:岡崎 乾二郎(美術家) |
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