ダムエリアツアー
1999年8月3日(月)
講師:矢吹 正直(総領町役場)
協力者:池田さん(バス運転)
■□ ツアー経路
総領町・ダム湖内→ダム提体→三良坂・湖畔の森→小さな美術館・ぞうのみみ→生活再建地のぞみが丘→無縁墓地→吉舎町・ゴルフ場計画地→生活再建地安田再建地、ひまわり護岸公園、小さな美術館・回転窓→総領町・生活再建地田総の里→アースワーク公園→意加美神社→ふるさとセンター田総

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 三良坂・湖畔の森にて
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福井裕司+宮元三恵「回転窓」



灰塚ダム湖と周辺の自然
1999年8月4日(火)
講師:桑田 健吾(自然愛好家)
協力者:池田さん(バス運転)
■□ 講義
灰塚ダム建設との関わりのある危惧動植物
(環境庁指定「日本の絶滅危惧植物」1726種、環境庁「レッド・データ・アニマルズ」244種、「広島県野生生物保護条例」などで指定されている生物)
 動物  9種(ダルマガエル、オオサンショウウオ、カスミサンショウウオ、ハイタカなど)
 植物  21種(カザグルマ、セツブンソウ、ニホンサクラソウ、ヤマトレンギョウ、エヒメアヤメなど)
現状と課題
・  水没地の動植物の移転
ダルマガエル…安田生活再建地の造成準備の時に発見され、標高の高い鳥栖地区の放棄水田に移転したがその後発見されず。
セツブンソウ、ヒメニラ、カタクリ、アズマイチゲ…のぞみが丘などに移転。
・  道路建設などに伴う課題 景観・植生の創出、のり面の修景
・  在来植物による生態系の保全、表土の活用

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ふるさとセンター田総での講義の様子 

■□ 植生ツアー
総領町町・羽地→三良坂町・大谷・棗原→吉舎町・加村を巡りながら、夏の自生植物の現場での観察、植物にまつわるエピソード、生態系のサイクルなどを聴く。
【放棄水田の変遷】
1、2年目:水田の雑草・水生植物→3年目:スズキ、クズ、ヨモギ→4、5年目:タチヤナギ、アカメガシデ、ヌルデなどの樹木→10、20年目:コナラ、アベマキなど山の植物


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