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| ■□ アートスフィアとは？ |
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灰塚ダムの建設が進められている総領町・三良坂町・吉舎町は広島県の北東部に位置し、典型的な中山間地域として多くの地域課題を抱えています。そこに、灰塚ダムの建設というかつて経験をしたことのない巨大プロジェクトが立ち上がることになりました。ダムの建設を受け入れるに当たり、地元の三町では別々に地域の活性化を目指すのではなく、調和の取れたひとつのエリアとしてダム建設を活用した地域振興の方向性を考えていくことになりました。そのひとつの施策として現在進めているのが、灰塚アースワークプロジェクトです。アースワークプロジェクトでは、ダムのエリアを中心とした三町全域にまたがる「環境美術圏」の形成を目指して、７年間にわたり様々な活動を展開してきました。 |
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このプロジェクトでは、大きく分けてふたつの事業を中心に活動を進めています。ひとつはダム建設にかかわる全てのハード事業に対して、「アースワークの杜づくり」をテーマに環境や景観に配慮したデザインの提案を行ってくものです。そのために、国内外から多くの建築家や芸術家を招待して「ワークショップ」形式での提案、実践を続けてきました。もうひとつの重要な柱として、この地域が芸術の場（アートスフィア）となるための様々なソフト事業を展開しています。平成18年度に国土交通省によるダム整備事業は終了しますが、当プロジェクトでは、その後も10年100年と、自然と人間の暮らしが調和するエリアとなるよう芸術環境文化圏の形成を目指し、その基盤づくりにとりくんでいます。 |
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